昨今、日本でも広まっている「サステナブル」という概念については、様々な捉え方があります。「エコロジー」や「エシカル」といった言葉と混合されやすいですが、サステナビリティは持続可能性を示す考え方で、必ずしも地球環境への配慮のみを示しているものではありません。
CARL VON LINNÉは、各アイテム毎に、別々のサステナビリティを宿しています。
トレーサビリティを徹底しているオーガニックコットンを使用していたり、廃棄される繊維から作られたリサイクルウールを使用していたりしますが、特に、震災の被害を受けた工場や、伝統的な技法を守っている工場で生産されるものなど、「日本の町工場を応援しよう」というマインドを強く持ったアイテムが多いです。これはデザイナーの村松さんの「品質と人権をどちらも守るというアパレルの大きな問題点を解決したい」という思いからです。
そのうえで、オーナー中田敦彦さんのYouTube大学「学ぶって楽しい」というコンセプトの流れを受け、「“サステナビリティとは何か?”をみんなで一緒に学び考えながら、着ることを楽しむ」という意味合いで「未来のために、知性の上に着る」をコンセプトとしています。
何を以てサステナブルと呼ぶかは人それぞれですが、CARL VON LINNÉは「サステナビリティとはこれです」とするのではなく「着ることを通して、みんなで一緒に考えませんか」と問い掛けていくブランドです。
CARL VON LINNÉの公式YouTubeチャンネルでは、多くの工場に直接足を運んで撮影された取材動画を随時アップしています。各生産者の方のお話を聞ける貴重な映像がありますので、是非チェックしてみてください。